将来のためという遊びについて

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さて、ある学生さんから以下のようなメールを頂きました。

keiさん

今日の記事を読んで疑問に思ったことがあります。
働くってことはお金を稼いで食べていくために働くんですよね?
でもお金が紙屑になってしまったら働く意味はあるんでしょうか?
学生である私は今、資格を取って就職をするために勉強をしています。
今日の記事を読んで、何のために勉強しているのかなと思いました。
働くために勉強をしてるのに、働くこと自体に意味がなくなったら・・・。

将来のために勉強して資格をとりたい。
現実問題、就職難ですから資格をとって備える。それは立派なことだとワタスも思いますが。

しかし、それは時と場合によりますよね。
人間は将来のため将来のためと思って頑張っている。
でも、その行き着く先が断崖絶壁だったらどうでしょうか。

今やってるのはねずみの群れが断崖絶壁に向かって
ヒャッハーーー!
つっ走っているのと同じです。
お互い我先に目を血ばらせて断崖絶壁に向かって突っ走ってるのです。

誰よりも良い暮らしをしよう。
そうやってこれから崖から集団ダイブする。
赤信号みんなで渡れば怖くない。

例えば将来のためと思ってあなたが貯金をしている。
しかし、その貯金をしてる先の銀行は、貯金のちょの字もしてない国民。
ギリシャだとかポルトガルだとかイタリアだとか。
そういう遊びほうけてる国の国債を大量に買ってたりします。

直接は買っていなくてもそういうファンドだとか、金融機関の株を持っていたりする。
世界中の金融機関は、連環の計でつながってるのです。

これはギリシャ人の一日だそうです。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1674383.html
ギリシャ人の一日」がヤバイと話題に
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ギリシャ人は午前中で仕事を切り上げて××して楽しんでいるのか。

ぇえ?
私が昨日も友達と旅行に行くのを我慢してバカみたいになってコツコツ働いてためたお金がこんなお気楽な国の国債を買ってるの?
それであなたの貯金がパーになる。

あなたが将来のため。

毎日コツコツ勉強してやっと大企業に就職した。
嫌な上司がいて毎日いびられても、家族のためだ。
定年になったら辞められる。
悠々自適の生活がまってる。
あとちょっとだ。
そういう念仏を唱えながら年金を積み立てる。

ぇえ?
そうやってあなたがコツコツためたお金。
その預け先の銀行は、博打(デリバティブ)に手を出していて大損していた。
その額も半端じゃない。
その損失たるや世界中の銀行全体を合わせると兆の上の桁、数京までにのぼると言われている。

あなたの貯金がパーになる。通貨が紙屑になる。

あはぁ?
お〇ん〇んビローン。
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将来のためなどと行っても、やってることはスカポンチン極まりないことをやってるのです。

我々の住む社会システムの終わりが来ている。
まず、今やること。

たった今、この瞬間から。やりたいことをやった方が良い。
自分のやりたいことをやろう。

今日は残業だ。本当は見たいドラマがあったのに。
くほほほ
速攻で帰宅してドラマを見ましょう。
納期が近づいてます。残業して頑張ってくださいね。
上司にそう言われたら、

かしこまりますた。
速攻で帰って好きなドラマでも見ましょう。

今日は会議なんだよね。
どうせやってることは大の大人が雁首そろえてやってる遊びなのです。
休みをとってバカンスに行って下さい。

皆さんご存知のようにソ連は経済破たんしましたよね。
旧ソビエトの破綻時は、一番使えなかったのはそれまで良い地位にいた男どもです。
フラフラと毎日ウォッカばかり飲んで涙に明け暮れていたのです。

たくましかったのは奥さんたちで、畑でせっせと野菜を作っていた。

金貸しは国家相手に金を貸すさんから
■ロシアの実体 
ハイパーインフレ、デノミ、デフォルトと続く経済危機であっても、ロシア国民が餓死したというニュースは聞かれませんでした。それは、統計には現れてこない経済の実体と日々の暮らしがあったからです。 
まず、モスクワなどの都市は別にして、地方にいけば収入が低くても食べていけるだけの物価の安さがありました。例えば、モスクワから330㎞離れたイワノボという町に行けば、物価は5分の1になったといいます。生活インフラも整えられ、電気・ガス・水道はほとんどタダ同然でした。 
さらに、ロシアの全世帯の4割が小さな畑付のコテージ(ダーチャ)を所有し、そこで野菜を作ったり家畜を飼ったりする自給生活が人々の日常となっていました。 
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このダーチャは、第2次世界大戦以降に国から貸与され広く普及したと言われています。面積的には全農地の5%程度と微々たるものですが、菜園に従事する人は非常に多く、生産性も驚くほど高いのです。だから国営企業や農場の生産低下が起こり、スーパーの棚から食料品が消えてしまった時も、準主食のジャガイモの8割以上、野菜の7割以上がダーチャで生産されていたため、家族や地域で助け合いながら、食べることだけはなんとかなったと言われています。 
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1998年当時、ロシア通貨危機を伝えるニュース映像で、年金暮らしをしている老婆と、アルコール中毒で病院でリハビリをしている中年男性の姿が対照的であったのを鮮明に覚えています。老婆は、しきりに年金で食べていけないから、郊外の家庭菜園で採れたイモや野菜で食事を作っていた。郊外の彼女の別荘に行くと、お隣さんも同じように家庭菜園で野菜を作っていた。そしてお互い助け合っていた。彼女は共産党時代が懐かしいよと言っていたが、貧しいなりにそれなりに生活をしていた。ちなみに、とても太っていて、飢え死になるほど困っているようには見えなかった。一方、中年男は、かつて共産党員だったそうで、あまりの状況変化についていけず、アルコールに逃げてしまった。多くの仲間が貧困と未来に希望を見出すことができずに自殺したという。かつて高い地位にいた中年男性は、現実を受け入れられずに一日中飲んだくれていましたが、日常の畑仕事に労を惜しまない主婦たちは家族や地域の生活を支えました。

とにかくです。

将来のためという妄想。
将来のためという遊び。

もう終わりが来ているんだ。

誰もがやりたいこと
絵の好きな人は絵を書いている。
音楽の好きな人は音楽をやってる。
おしゃべりの好きな人はおしゃべりをしてる。

今だって、このスカポンチンな資本主義経済システムの中でやってることは同じなのです。

食ってけなくなる、そう思って強迫観念に駆られて嫌嫌やってるのか。
くほほほ
楽しいなぁ、心の赴くまま嬉し嬉しでやるのか。
やってることは同じなのに天と地の差になる。

誰に言われるでもなく、心の声に従って生きられる。
嬉し嬉しの世界。
優しい世界。

それは大峠を超えた先にある。
そのためにはこのスカポンチンな世界は崩れ去らなければならない。

破壊と再生。スクラップアンドビルド。
今、起きているのはそれなのです。

本当にありがとうございますた。

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