ホームで見たおっさんの話

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さて、今都内にいます。

ワタスは東京に来て思うことです。

その昔は、言い方が悪いですが
ホームレス風というか。

ワンカップ大関なんかを持って道端に座ってるおっさんとか。
そういう人達がそこらにいましたよね。

いわゆる、ダメダメな人というか。

でも、なんだか最近はいなくなった。

なんだか最近、綺麗に淘汰されてしまってめっきり見ない。

いったいどこへ行ってしまったんでしょうか。

先月、寺子屋の帰りのことです。

どこかのサラリーマンのおっさん。
ホームの隅っこで、ピーナツ片手に缶ビールを飲んでいました。

よれよれのスーツを着ていました。
金曜の夜でした。
疲れて帰って来た。

かといって家に帰るとうるさい嫁がまっている。

だからホームの片隅で缶ビールを飲んでゆっくりくつろいでいたのでしょう。

よっこらしょ。

一緒にいた女性スタッフが座った時、下げていたカバンでその缶ビールをなぎ払ってしまいますた。

ゴボゴボゴボ。。
無残に流れおちる缶ビール。
半分以上なくなってしまいますた。

あ!

っと言う間の出来ごとですた。

そのおっさんは、とっさのことで怒ることもできなかったのでしょう。

なにすんだよ!
そうやって普通に怒る人はいますが、
そのおっさんは、怒りと悲しみとがまぜこぜになった顔でじっと見ているだけですた。

ジャ、ジャストミート。

へー
あんた、ここでこぼすんだ。

ワタスの缶ビール。ここでこぼれるんだ。

何か自分の不運を悲しんでいるような。

なんともせつなく、怒り30%、悲しみ70%。。
悲しみと怒りがまぜこぜになった顔で缶ビールを見てますた。

す、すみません!スタッフは謝りますた。
ワタスも謝りますた。

いいよ。いいよ。

本当は怒りもあったでしょう。
でも、おっさんは怒らずに許してくれますた。

昭和の味がするおっさん。

見た目がダメダメなおっさん。
その昔、ドリフのコントに出てくるようなおっさん。

ありがとうおっさん。

ダメな人。
でもとっても優しい人。
実はそれが大事なこと。

この現代社会。
おバカな時間泥棒にすっかりやられてしまった感があります。
仕事は、卒なく、正確に。
商品は綺麗に丁寧に。
でも、もっとそれ以上に大事なことがあるでしょう。

せわしく、忙しく。狂った綺麗さ。狂った正確さ。冷たい礼儀正しさ。
見た目だけはちゃんとしても心が空虚な東京。

でも、そんな中、忘れ去られた一番大切なものをワタスは思い出した気がしました。

本当にありがとうございますた。

これはなぜか切ない顔のゴマあざらしちゃん
きゅーきゅー
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