仮想通貨の現状⑤ ビットコインの仕組み ブロックチェーンの基本について

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さて、シリーズもので書く仮想通貨の現状。その5。
今回はその技術的な仕組みを説明しときましょう。

相変わらず仮想通貨関連は動きが早い。
昨日はこんなニュースが流れてますた。

まぁ、皆様はこのニュース。
読んでもさっぱり意味が分からないと思いますが。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/083002516/?rt=nocnt
「金融を変革可能」、日本取引所がブロックチェーン実験結果を公開

日本取引所グループ(JPX)は2016年8月30日、仮想通貨の技術基盤である「ブロックチェーン/分散型台帳技術(DLT:Distributed Ledger Technology)」を証券業務に応用する実証実験の調査レポートを公開した(JPXワーキング・ペーパーのWebサイト)。

 評価したDLTについて、いくつかの課題はあるものの「金融ビジネスの構造を大きく変革する可能性を持つ技術であることが分かった」としている。

 実証実験は、2016年4月~6月中に実施した。Linux Foundationで開発が進むDLTのオープンソースソフト「Hyperledger」を使った実験を、日本IBMと実施。野村総合研究所およびカレンシーポートと共同で、イーサリアム(Ethereum)系のDLT規格を使った実験を行った。

 この実験では、証券市場における発行・取引・清算・決済・株主管理といったプロセスを、各DLTの台帳機能およびスマートコントラクト機能で実施できるかについて、技術検証を行った。国内金融機関6社(SBI証券、証券保管振替機構、野村証券、マネックス証券、みずほ証券、三菱東京UFJ銀行)も実験に参加した。

要するにビットコインに使われてる元となる技術。
ブロックチェーンという技術をいろんな会社が集まって実験したらやっぱり有効だったことが分かったよ。
そう言ってるニュースです。

実験にはIBMとか野村総研、SBI証券(ソフトバンク)、みずほとか三菱東京UFJが参加したのですた。

まぁ、しかし。
なんだか難しく書いてるのですが。
ビットコインの技術などそれほど大したことはやってないんですね。

ビットコインというのは、ずーっと昔から存在してる技術を組み合わせて作ってるだけで
それほど新しい技術は使ってないのです。

組み合わせてうまいこと作ったなぁ。
そういう技術です。

それは、簡単に言うと分散取引台帳制度というか。

例えばあなたが、誰かとお金のやりとりをした場合、家計簿に記録をつけますよね。
で、そういう取引記録台帳。

ワタスがあんたにいくら払って。
あんたが誰かにいくら払って等々。
ビットコインはネットにつながってるみんなでそういう金銭の取引台帳を共有してしましょうという仕組みなだけです。

AさんがBさんに支払って。
BさんがCさんに支払って。
そういう取引が書かれた台帳をネットにつながれたみんなが持ってる。

試しにビットコインネットワークに最初につなげてみて下さい。
約50Gの台帳をダウンロードするのに何時間もかかります。

鈴木さんが田中さんに50円払いました。
田中さんは山本さんに70円払いますた。
そういうのが50Gほど溜まってるのです。

そういういろんな人が行った取引を記録した台帳をネットの全員が持ってる仕組みです。

だからどこかのネットが切れたって、みんなが台帳を持ってるので
他でつながってるルートで確認できてしまうのです。

例えばワタスが誰かに5万円払いますよね。
それを自分の暗号署名入りでネットに放送するんですね。
おーい。ワタスは鈴木さんに5万円払ったよ~。

そういうのをビットコインでは、放送(ブロードキャスト)というのです。
で、ネットに参加している人がみんなで確認作業をして
うん。確かにあんたは5万円払ったねと言う情報が全員で共有されるのです。

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以下は、海外にあったビットコインの説明図。
Alice sents 3 coins to Bob
アリスはボブに3コイン送ったよ。

アリスからボブへの取引にもかかわらず、アリスは、アレックスにもチャーリーにも。。皆に教える。 

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そういうAさんがBさんに支払って、それをまたCさんに支払ってと言う情報がずーっと
数珠つなぎになってチェーン化している。
そしてそのチェーンが一塊になったのがブロック化され、またつながってる。
そういうのをブロックチェーンというのです。

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で、ビットコインを採掘する(掘る)というのは、
例えばたった今もビットコインの取引はどんどん行われています。
で、10分毎に今まで行われていた取引を。はい。今までの10分間の取引は正常ですた。
確かに間違えがありませんですた。

そういう承認作業をどっかの誰かの計算速度が早いマシンで計算して証明してるんですね。
で、その計算をしてくれた人はマシン代とか電気代が結構かかるので、
報酬として25ビットコインあげますよという制度になってるのです。

その報酬欲しさに世界中の人が、取引の承認作業をやってくれてる訳です。
つまりそれを採掘と言ってる訳です。

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以上、
細かい説明ははしょってますが、だいたい意味は分かるでしょう。
もっと詳しくは以下のスライドを読むと良いでしょう。
ネットに載ってたので張っときます。

という訳で。

なーんだ。
みんなで取引履歴を共有する仕組みなんだ。
こういう仕組みが分かると、別にこのブロックチェーンという仕組み。

通貨じゃなくて他の契約書の証明に使っても良いよねと分かるのです。
良く考えると通貨とは、何円を誰から誰に渡しましたという契約書とも言えます。

普通、契約書とか例えば内容証明郵便だったら郵便局で確かに送りました。
等の証明をしてもらう。つまりどこかの公的機関が必要ですよね。

不動産の契約書だって、証明するためにはどっかの公証人役場で印鑑を押してとか。
そういう公的機関で証明してもらわなきゃならないですよね。

このブロックチェーンを使えば公的機関なんて利用する必要がないんですね。
全員で契約を共有してしまえば良いのです。

おーい。みんな!
ワタスはこの車を誰それに売ったよ~。
契約の内容を全員に送る。

それをみんなで承認する。
そして、そういう取引履歴台帳を全員が持ってる。

だから公的証明機関が必要ない。

こういうのをスマートコントラクトと言います。
スマートな契約方法ということです。

だからこのブロックチェーンの仕組みは選挙の投票に使っても良いのですね。

おーい。みんな!ワタスは山本太郎さんに一票入れたよ~。
これをみんなに放送する。

そうだね。あんたは確かに投票してるわ。
そうやってみんなの台帳に記録していく。
これでは不正選挙のやりようがない。

という訳で、こういうブロックチェーンを使った仕組み。
別に通貨じゃなくて、あらゆる契約書をブロックチェーンで記録してシェアしましょう。
そういう動きも出て来てます。

以上、ざっと簡単に説明しますたが分かったでしょうか?

こういう仕組みをサイファーパンクの頼もしい野郎どもが頑張って作ったのです。

ビックブラザー達(奴ら)を時代遅れにしてやろうぜ!
まさに、庶民の一撃というか。

みんなでネットワークを作れば、銀行とか公的機関なんていらなくなる。
管理されなくなる。

そういう技術なのです。

最初に載せたニュースで金融を変革可能と書いてますが。

おいおい。変革じゃないだろ。
お前たち金融機関がいらなくなるってことだろ。

ブロックチェーン技術の利用が広まれば銀行、証券会社等々の金融機関は今後いらなくなる。
そういう話なのです。
だから、あわてて実験などをしてる。
そういうことです。

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分かったでしょうか。

次回はいよいよ通貨を取り戻せ!
そういう頼もしい動きを紹介します。

本当にありがとうございますた。

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