ショッカーの皆様シリーズ再開！　HSBCとスコットランドについて

さて、今日は、ほっぽらかしていたショッカーの皆様シリーズを再開しましょう。

このシリーズは長いので興味のない方はスルーして下さい。

皆様は、ＨＳＢＣ(Hong Kong Banking Services：香港上海銀行）という銀行はご存じですよね。

まぁ、HSBCが実質上の中国の中央銀行ですが。
何度も言いますが、日本では日銀、アメリカはFRB、ヨーロッパはECB、中国はHSBC。その一番上にスイスのBISという構造になっています。

このHSBCというのは、元々どこのどいつの会社でしょうか。
麻薬（アヘン）会社ジャーディーン・マセソン商会が作った銀行でした。

このHSBCを作ったジャーディーン・マセソン商会。
あまり知らないかも知れませんが、ジャーディーンさんとマセソンさんが作ったのですよね。

こちらがジャーディーンさん（英語: William Jardine、中国語: 威廉·渣甸（查顿）、1784年 – 1843年）

こちらがマセソンさん（英語: James Matheson、中国語: 詹姆士·馬地臣（勿地臣）、1796年11月17日

で、このジャーディーンさんと、マセソンさんは、どこの出身？
と言えば、スコットランドなのですた。

スコットランドと言えば、ご存じですよね。
男でもスカートを履く変態さんの国です。
こんな民族衣装。

いやーーん。スカートはだけちゃうぅ。
風でスカートがめくれる変態のおっさん。

ったく。スカート履いて足を組むんじゃない。
お稲荷さんが見えるだろうが。このド変態野郎！

と突っ込みたくなる変態国家スコットランド。

つぁぁぁあ。
書いてるうちになぜかスカートと変態さんの話になってしまいますた。

すみません。
話を元に戻すと。

とにかく、HSBC銀行というのは、元々はスコットランド人のジャーディーンさんとマセソンさんが作った麻薬会社の送金部門でした。
麻薬を売った儲けを本国のイギリスに送金する部門がHSBCという銀行になっただけのことです。

ちなみに麻薬、麻薬とワタスは書いてますが、その当時の麻薬というのはアヘンですね。

アヘン戦争（1840年から2年間、中国とイギリスの間で勃発）
ドカーン。近代的なイギリス軍にぼろ負けする清国軍。

イギリスがアヘンを清国に売りつけた三角貿易が原因でおきました。

その当時、アヘンを運んでいたのが東インド会社という世界最大の貿易商社でした。
これは東インド会社の旗。

その当時のイギリス大英帝国。その配下の総合商社として、麻薬や武器、食料、物資、ありとあらゆるものを運んでいた東インド会社。
世界をまたにかける艦隊を率い、世界中を植民地にしていった最強の総合商社でした。

ジャーディーン・マセソン商会の前身はその東インド会社です。

日本の明治維新などは、アヘン戦争と同じく、英国の植民地化になっただけです。
清国とは違い日本はドンパチなしで、ちょっとだけスマートに植民地になっただけのことです。

1859年（安政6年）、ウィリアム・ジャーディンの姉の子のウィリアム・ケスウィックが「ジャーディン・マセソン商会」横浜支店を設立し、地元住民からは「英一番館」と呼ばれた。長州ファイブ（井上馨、遠藤謹助、山尾庸三、野村弥吉、伊藤博文）の英国留学は、このウィリアム・ケスウィックが支援している。

で、総合商社、東インド会社の麻薬代金送金部門がHSBCという銀行になった。

ちなみに船舶部門は何になったかというと
現在は、こんな船舶会社があります。P&O。

P&O（ピーアンドオー、Peninsular and Oriental Steam Navigation Company）
ペニンシュラ アンド オリエンタル スチーム ナビゲーション カンパニー）。

P&Oが所有する「ダイヤモンドプリンセス」号

巨大な船舶会社です。
P&Oは1837年に英国王室の勅許（Royal Charter）を得たイギリス半国営の船舶会社です。
東インド会社の流れを受け継ぐ会社です。

P&Oの創業者は先ほどのウィリアム・ジャーディーンの甥でした。

ジャーディーンさんやマセソンさんはスコットランド人です。
で、実は、イギリスの中央銀行イングランド銀行も元はスコットランド銀行が作っています。

元々、アメリカの中央銀行だったシティバンクも、90年代に倒産しそうになったのですが、助けたのがスコットランド銀行です。

これはエジンバラにあるスコットランド銀行本店。

本当はイギリスやアメリカというのはスコットランドに支配されているのです。

ぇえ？スコットランド？

この赤い部分がスコットランド。

これはスコットランドの旗。

そもそもイギリスとはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国から構成される連合王国なのですが。
イギリスを支配してるのは実はスコットランドなのですた。

スコットランド銀行があるエジンバラにはあのロズリン礼拝堂があります。

ロズリン礼拝堂の一族と言えばシンクレアです。
ちょっと前に書きましたが。
それは天ぷら騎士団に行きつく。

そして天ぷらと言えばソーメン。
ワタスはソーメンは必ず天ぷらと一緒に食べます。

そう。結局のところ、ワタスがいつも言っているあの世にも楽しく、そして恐ろしい秘密結社。

スコットランドと言えばあんた。
それは、スコティッシュライト　フリーソーメン。

なぜか33が大好きな全国冷やしソーメン愛好家連合さん達でした。

ちなみに、これは神聖ローマ帝国。ハプスブルグ家の紋章です。
そっくり。

良く言われるこれは、双頭の鷲のマークです。

神聖ローマ帝国。ハプスブルグ帝国は、メロヴィング王朝が作った。

まぁ、近々発売される本はスコティッシュライトフリーソメンについての本ですね。
書籍ではかなりはしょって書いてあるので、ブログとあわせて読むと理解しやすいかと思います。

ちょっと長くなってしまいました。

次回に続きます。

本当にありがとうございますた。