原発情報 福島のニュース2つ

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とても豪胆かつ喜ばしいニュースがあったのでメモしておきます。

尿検査で3.2ミリシーベルトが検出されて問題ないとの判断。
すばらしい心意気です。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106240073.html
・広島大原爆放射線医科学研究所(原医研)元所長の鎌田七男医師ら5人の専門家チームが、福島県飯舘村と川俣町山木屋地区で住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出されたことが23日、分かった。
 福島第1原発事故による住民の内部被曝の実態を裏付けた。ただ検出量はごく微量で「今後、汚染された野菜などを食べなければ心配はない」と説明している。
 調査対象は4歳から77歳までで、飯舘村が10人、川俣町山木屋地区が5人。 事故から55日後の5月5日と5月末ごろに計2回採尿し、広島大大学院工学研究院の静間清教授が100ミリリットル当たりの放射性物質量を測定した。2回とも全員からセシウムを検出。しかしごく微量で、今後50年間、放射線を出したとしても計0・1ミリシーベルト以下に収まる量という。ヨウ素は最初の検査で6人から検出。最も高い人は3・2ミリシーベルトだった。
 ただ2回目の検査で出た人はいなかった。尿などで排出されたとみられる。鎌田医師と、わたり病院(福島市)の斎藤紀医師は「ヨウ素が検出されなかった人がいるため、呼吸ではなく、汚染された野菜やキノコを食べたのが原因ではないか。いずれもその後出荷制限されており、総じて心配はない」と結論づけた。]

福島県内の野菜の出荷制限全面解除になったようです。
喜ばしいことです。
かなりの方の内部被爆に貢献することかと思います。


http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110624t63005.htm
福島第1原発の事故直後から続いていた福島県内の野菜の出荷制限(停止や自粛)が23日、警戒区域などを除き、県内全域でほぼ全面的に解除された。放射性物質検出による
出荷停止、風評被害で大きなダメージを受けた県農業にとって失地回復への一歩だが、農地の除染など残る課題は多い。
喜びひとしお
政府は23日、福島市など県北8市町村の葉物野菜と、相馬市など相双3市町のカブの出荷停止を解除。3月20日に全県で露地野菜出荷が自粛されて以来、出荷制限がいずれかの地域や品目で続いていたが、警戒区域と計画的避難区域、一部の緊急時避難準備区域を除き、ほぼ全面的に出荷が可能になった。相馬市のセリだけが対象だが、収穫期は終わっている。「もう作る側も買う側も悩まなくて済む。生産、消費の拡大に弾みがつく」と話すのは、新ふくしま農協(福島市、川俣町)の吾妻雄二組合長。ホウレンソウなど葉物野菜の出荷停止が、県内で最も遅くまで続いていただけに喜びは大きい。
<直売所は苦戦>
県産野菜は地震と津波に加え、原発事故、風評被害の四重苦を受けた。全農福島の3月下旬の販売実績は、平年比でキュウリが32%、トマトが48%、アスパラガスが49%に落ち込んだ。その後、野菜の放射性物質も暫定基準値以下や不検出が相次ぎ、徐々に出荷停止は解除された。安全性PRの効果もあり、5月下旬の販売実績はキュウリ111%、トマト87%、アスパラ115%に回復した。だが、小規模農家の経営を支える直売所は苦戦中。新ふくしま農協の直売所「ここら」は「売り上げがようやく通常の7割まで戻った」(吾妻組合長)という。
県産野菜はこれからが露地物の本格的なシーズン。「全面解除」を追い風にしようと期待は強い。
県農協中央会の川上雅則参事は「風評被害の打撃は大きく、イメージの回復は道半ば。非常に喜ばしい」と歓迎する。


うーん。追い風ってあんた。。

最近皆様の心意気がうかがわれるような喜ばしいニュースが続いていますね。
本当におめでとうございますた。

本当にありがとうございますた。



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