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さて、前に通貨アプリを作ろうと書いたのですが。
その昔、ドラえもんにこのような回がありますた。良かったらご覧下さい。
お金のいらない世界 投稿者 dm_514c0ee65fe40
おこづかいをねだってママから断られたのび太はお金のいらない世界にして!と、もしもボックスに頼みます。
そうするとどうなったかというと。。
何かを物を買うと、お金を貰わなければいけない世界になっていた。
つぁっ、のび太の家は、お金が溜まり過ぎて困ってしまったのです。
このドラえもんの回。
非常に興味深い。。
これはお金のいらない世界というより、お金の価値が逆転した世界の話です。
お金を払うのも貰うのも同じ。
あら?
なんで我々は、こんなお金に振り回されて生きてるんだっけ?
お金の価値を逆転してみるとお金に振り回される世界が奇妙に思えてくるのです。
通貨アプリを作ろう!
と言いつつ、実はワタスは最終的にはお金のいらない世界をイメージしています。
ちょっとネットで見つけたのですが、こんな小説がありますた。
ある男性が、どっかのお金のいらない国に迷い込んだ小説ですた。
面白かったので載せます。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~nagaryu/indexokane.html
・・・略
呆然と少し歩き、ふと見ると一軒のレストランがあった。
こぢんまりとした、入りやすい感じの店だった。私は急に空腹を覚えた。
ま、とりあえず飯でも食って、それからまた考えるとするか。
私は店のドアを開け、中に入った。
人気のある店らしく、結構混んでいた。私はウェイトレスに案内されてテーブルにつき、受け取ったメニューを広げた。
家庭料理風の、うまそうな料理の写真がたくさん並んでいた。
私はつい、ウキウキと迷っていたが、あることに気付いてはっとした。
値段が書いてないのだ。しまった。もしかしたらこの店、すごく高いのかもしれない。
そういえば、このテーブルやイスもさりげなくいいものを使ってるみたいだし。
困ったなあ、あんまり持ち合わせがないんだ。
今から出るわけにもいかないしなあ。足りるかなあ。
まあ、いいか。そう言えば、この国で日本円が使えるとも思えないし。
最悪、店の人に頼んで待ってもらって、あの紳士にお金を貸してもらおう。
私は恐る恐るあまり高そうでないものを選んでウェイトレスに注文した。ウェイトレスはにっこり笑って奥へ引っ込み、間もなく料理を運んできた。
目の前に料理が置かれるやいなや、私は値段のことも忘れて夢中で食べた。腹も減ってはいたが、とにかくすごくうまいのだ。
きっと、相当がつがつ食べていたのだろう。食べ終わってから、隣のテーブルの白人と黒人の学生風の女の子二人連れが
くすくす笑っているのに気付いた。
照れくさかったので私はそそくさと席を立った。さあ、いよいよ問題の一瞬がやって来る。
果たして、いくら請求されるんだろうか。私は店の出口の方へ向かい、レジを探した。
しかし、レジは見当たらない。
仕方がないのでもう一度、中へ戻り、ウェイトレスを呼び止めた。「あの…」
「はい、何でしょうか」東洋系の、愛嬌のある顔をしたウェイトレスは、愛想良く日本語で答えた。
「レジはどこですか」
ウェイトレスは、きょとんとしている。
店は結構話し声がしているので、よく聞こえなかったのかなと思い
私はもう一度ゆっくりと繰り返して聞いた。
「レジは、どこですか」彼女は困ったような顔をして小声で言った。
「あの、すいません。ここにはそういう物、置いてないんですけど」私は呆れた。こいつまで私をからかうつもりなのか。
一体、この国のやつらは何を考えているんだ。
よそ者をからかって、そんなにおもしろいのか。私は黙ってウェイトレスをにらみつけた。
彼女はすまなそうに、うつむいてしまった。
私はちょっとかわいそうな気がして、なるべく優しい口調で聞いてみた。「私が食べた料理の値段を知りたいんです。お金を払いますから。
教えてくれないとこのまま帰ってしまいますけど、いいですか」ウェイトレスは顔を上げ、不思議そうに言った。
「あのう、お食事がお済みでしたら
お帰りになっていただいてかまわないのですけれど。
もっと何かお召し上がりになるのでしたら、ご注文くださればお出ししますが…」ウェイトレスの表情は真剣だった。とてもふざけているとは思えない。
私の頭は混乱した。ひょっとしたら本当にタダなのだろうか。
ここは、何かボランティアでもやってる店なのか。でも、来てる客はそんな、生活に困っているふうにはとても見えない。
全く訳がわからなかったが、私はとりあえずウェイトレスに
にっこり笑って右手をちょっと上げて挨拶し、店を出てみた。彼女もにっこり笑って見送ってくれた。後は追って来ない。
私は狐につままれたような気持ちで、また町を歩き出した。
ほんとにタダだった。
だとすると、あの紳士と飲んだコーヒーも、やはりタダだったのかもしれない。なぜだ。なぜ、タダでやっていけるんだ。
その時、私の脳裏に無謀な仮説が浮かんだ。
(ひょっとしたら、この国のものはみんなタダなのかもしれない)我ながらとっても無謀な考えだと思った。
後でそのシステムを理論づけることなど
自分にはできっこないという妙な自信まで持ってしまった。そんな馬鹿なこと、すべてタダで世の中が成り立つはずはないんだ。
・・略
この小説に出てくる国の人は、全ての人がボランティアで働いた。
この国は、無償奉仕社会だった。
そういう小説ですた。
まぁ、ワタスは何度も言うように完全無欠の既知外です。
だから、世間の人の常識とはかけ離れているのかもしれませんが。
ワタスは本来、このような世界の方が普通だと思ってます。
以下は、日月神示。
今のやり方では世界は治まらんぞ、道理ぢゃなあ。天にはいくらでも与えるものあるぞ、地にはいくらでも、どうにでもなる、人民に与へるものあるのざぞ、おしみなく、くまなく与えて取らせよ、与へると弥栄へるぞ、弥栄になって元に戻るのざ、国は富んで来るぞ、神徳 満ち満つのぢゃ、
・・中略・・
働かん者食ふべからずと申す事 理屈ぢゃ、理屈は悪ぢゃ、悪魔ぢゃ、働かん者にもドシドシ与へてとらせよ、
・・中略・・
余る程与へて見なされ、お上も余るのぢゃ、此の道理判りたか。仕事させて呉れと申して、人民 喜んで働くぞ、遊ぶ者なくなるぞ、皆々神の子ぢゃ、神の魂うゑつけてあるのぢゃ、長い目で見てやれ、おしみなく与へるうちに人民 元の姿あらはれるぞ。むさぶると悪になって来るのぢゃ、今のさま見て改心結構ぞ、そろばん捨てよ、人民 神とあがめよ、神となるぞ、泥棒と見るキが泥棒つくるのぢゃ
神様は元々、何でもタダ。フリー。スーパーフリー。ストレスフリー。
ワタスは思うのです。
宇宙の中で通貨という馬鹿な制度があるのは地球だけなんじゃないのか?
他の星の文明に、こんなおバカな制度がある訳ない。
そう思ってるのです。
例えば、皆様もちょっとは聞いたことがあるでしょう。
ベーシックインカム制度。
wikiベーシックインカム
国民の最低限度の生活を保障するため、国民一人一人に現金を給付するという政策構想。ベーシックインカムでは、国民生活の最低限度の収入を補償することを目的とする。
ベーシックインカム制度とは、要は国民全員がだまってても毎月20万程度の収入がもらえるような制度ということですよね。以前、お笑い芸人さんが叩かれていた生活保護。それをみんな受け取れるような制度です。
ならば、腐る通貨でベーシックインカムを実現すれば良い。
毎月、ゲゼル通貨を発行する。
与えて与えて与えまくる。
別に血液と同じなのだから、ゼロから作り出された血液は、心臓から送りだされ、体中をめぐって栄養を運ぶ、そしてまたゼロに戻るだけ。
そうしたら日月神示みたいになりますよね。
例えば普通に、今の若者が毎月20万もらえればアルバイトなんて誰もやりませんよね。
何を馬鹿な。。
ベーシックインカムを実現する?
そんなことしたら、人はみんなニートになって遊び呆けて暮らすだけだろう。
本当にそうでしょうか。
我々は、たった今も、遊び呆けて暮らしている。
仕事をやってると思ってるのは自分だけなのです。
キャバクラ嬢がまじめに働いたって、やってることは酒を飲んで遊んでるだけ。
芸能人が仕事といったって、やっていることはお笑い番組。
必要もないのにモデルチェンジを繰り返す自動車メーカー、携帯電話、液晶、家電メーカーは全部遊びの道具。
働かなきゃ食えなくなるなどと脅迫観念にかられてやるから仕事に思えるだけで、やってることは完全無欠に全部遊びなのです。
人はほっておいても本来遊びたがるものです。
学生時代だって文化祭などやらなかったでしょうか。
客より店員をやる方が楽しいですよね。
人に何かをしてあげるのは客になるより楽しいものです。
強迫観念が消えて、安心して楽しみながらやる遊びになるだけ。
本来の自然体に戻るだけでしょ。
2013年。
必死に遊ばなければ食えなくなる。
そろそろ、こんなおバカ制度を終わらせる時が来たのではないでしょうか。
強迫観念にかられて数限りない不必要極まりない遊びの道具を作ってる場合じゃない。
本来の宇宙の常識。
無償奉仕社会。
そろそろ、それに向かって動き始める時だ。
ワタスはそう思ってるのです。
とかなんとか。
本当にありがとうございますた。
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