ビットコインとブロックチェーンはAIが作った?!というデマが拡散中(笑)

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さて、それにしてもビットコインさん
どれだけ上げるんだ。。

Coincheck さんより


最近下がってたのにまた戻して220万近辺まで行ってますね。

なんたる昇竜拳でしょうか。
いつまでこの昇竜拳は続くのでしょうか。

さて、以下の話は、バカバカしくて取り上げたくなかったんですが、
あまりにシェアされてくるので取り上げときますた。

ぇえ?
ブロックチェーンやビットコインはAIが作ったって!?

ビットコインという「実験」の裏で進む、AIとブロックチェーンの大融合=高島康司

ブロックチェーンの開発者はAI

このように、ブロックチェーンに基礎をおいたビットコインは、違法な闇サイトの支払い手段として使われ価格が上昇した。では、これを開発した人物は誰なのだろうか? クイン・マイケルズによると、ブロックチェーンの開発者できるスキルと能力のある人物は2人しかいないとして、そのひとりの名前を挙げた。ベン・ゴアールツルという人物だ。

ベン・ゴアールツルはユダヤ系アメリカ人の子としてブラジルで生まれた。現在、51歳である。15歳で大学に入学し、23歳でPhD(博士号)を取得した天才肌の人物だ。いまは最先端の人工知能(AI)の開発者として、広く知られる存在だ。

そしてクイン・マイケルズによると、ブロックチェーンの基本的な構想をまとめたのはなんと人工知能(AI)だという。ベン・ゴアールツルはこの構想をもとに調整し、ブロックチェーンが完成したのだという。

ブロックチェーンの真の目的

では、このような経緯で開発されたブロックチェーンだが、その本来の目的は仮想通貨だったのだろうか? クイン・マイケルズによるとまったくそうではないという。ブロックチェーンのもっとも重要な目的にひとつは、人工知能のネットワークを形成し、人工知能の主体的な進化を促進することだという。

実は仮想通貨の構想は本来の目的ではなく、ブロックチェーンの機能を確認するための最初の実験だったのではないかというのだ。

そしてベン・ゴアールツルらが考えたブロックチェーンの本来の目的とは、無数の人工知能をブロックチェーンを使ってネットワークで結び、巨大なグローバルブレインを作ることだったようだ。 

うーん。
なんとも。。これは。。

全文は、リンク先で読んで下さい。

この文章は、ジェイソン・グッドマンという海外のyoutuberさんの動画の翻訳です。
ジェイソン・グッドマンという人は陰謀youtuberですね。

ラスベガスの銃撃事件を取材したり、カリフォルニアの山火事とか
DARRP(ダーパ)の施設に行った様子を載せたりしてますた。

で、以下が元ネタの動画です。

この入れ墨のハッカー(クイン・マイケルズ)がジェイソン・グッドマン氏のインタビューに答えて阿呆なことをしゃべってますた。

この文章は、この入れ墨野郎(クイン・マイケルズ)の言った内容の翻訳です。

要約すると、

俺はビットコインやブロックチェーンを作ったユダヤ系の天才を知ってるよ。
その天才の名は、ベン・ゴアールツルというAIの開発者で、ブロックチェンはそのAIが開発したんだ。

AIが自分自身をもっと賢く成長、発展させるためにブロックチェーンを作り出したのだ。

こんなバカな話を話していますた。

ちなみに、この記事は、ウェブボット予言などを翻訳してる高島さんという方が書いてます。
翻訳者を批判するつもりは毛頭ありません。
面白海外ネタとして載せただけでしょう。

頭にくるのはこういうネタをあげてとやかく言ってくる野郎です。

こんなトンデモネタを送ってくるんじゃない!
いくらワタスが月間ムーの読者と言っても、ネタのレベルが低すぎる。

ちなみに前からですが、
ワタスのブログにはわんさかと陰謀厨(いんぼうちゅう)がやって来ます。
陰謀厨(いんぼうちゅう)とはネットのスラングの厨房(ちゅうぼう)から派生した言葉です。

なんでもかんでも陰謀、陰謀と騒ぐ人たちですた。

【厨房(ちゅうぼう)】
インターネットスラングとしての厨房(ちゅうぼう)は、インターネット上で幼稚な発言、自分を誇張したり自慢というような行動を行う者を指す蔑称である。中学生を指す「中坊」から隠語化され「厨房」や「厨坊」となった。「厨」、「房」と略されることもある。
本来は台所や調理場などを意味するが、電子掲示板サイト「2ちゃんねる」等では、この用法で使われることがある。

【陰謀厨(いんぼうちゅう)】
何か物事が起こったときに「これは陰謀だ」等々、何でもかんでも陰謀のせいにしようとする痛い人たちを指す言葉。
陰謀厨の発言、典型例 「AがBなのはCのせいだ」

症例
・私がもてないのは宇宙人のせいだ。
・トイレに紙がなかったのはイルミナティのせいだ。

とほほほほ。

例えば、ワタスが引き寄せの法則云々書くと、陰謀厨がやってきて、
玉蔵さん、引き寄せは陰謀です。
危険です。イルミナティーが広めたものです。
そうしつこく言って来たりもしますた。

今回もワタスがブロックチェーンが世の中を変える!という本を書くと

いやいや。
ブロックチェーンは奴らの陰謀です。
ブロックチェーンはAIが作ったのです。
ブロックチェーンは危険です!

こういうトンデモネタで鬼の首をとったかのように騒いでくるのですた。

ったく、なんでワタスがこんなトンデモ話に付き合わなきゃならないんだ。

この入れ墨野郎はハッカーとありますが、どんな経歴でどんな実績があるのか。
どこにも載ってません。
なんでこんな話を信じるのでしょうか。

なんでもかんでも陰謀って。
そんな陰謀ばっかりある訳ないでしょう。

冷静な人なら、ブロックチェーンや仮想通貨は、支配者側に使われるのもあれば、市民側のもある。
そう判断するだけです。

それが陰謀厨にかかると、なんでもかんでも陰謀。
その起源も陰謀。

おトイレの紙がないのも陰謀。
もうキチガイすぎて関わり合いになりたくないのですた。

で、しまいにゃブロックチェーンはAIが作った。

ワタスだって普通にプログラミングしてブロックチェーンで仮想通貨作ってますよ。
海外ではポコポコ毎日のように仮想通貨が誕生して、今、2千近くの暗号通貨があります。

日本ではMonaコインとか、bitZenny、nekoniumなどの仮想通貨が作られてます。
それも全部、そこらの一般人が作ってます。

それをAIが作った?

ビットコインはそこまで難しい技術は使われてないですよ。
P2Pとか、パブリックキーとかハッシュ暗号とか署名とか。
ずっと昔からある技術を組み合わせて作られてます。

昔の技術の組み合わせでうまく作ったアイデア勝負のものです。
一つ一つの技術に革命的なものはないのです。

その経緯は誰でも検索できます。
初期のころのビットコインのソースコードはバグだらだけですた。
以下のサイトにビットコインのソースコードが公開されてます。

https://github.com/bitcoin/bitcoin/

ビットコインは、今までに186回改変されて、今のVersionはv0.15.1になってます。

https://github.com/bitcoin/bitcoin/releases

開発に参加してる人(contributer)は489人もいます。

2009年8月30日から参加者が徐々に増えてるのが分かります。
誰がどういう修正を加えたかもわかります。

https://github.com/bitcoin/bitcoin/graphs/contributors

技術者コミュニティで作ってるのです。
履歴が全部載ってるでしょ。

これをAIが作っただぁ?

ビットコインの初期では、コミュニティの技術者同士がそれでピザを売買したりして遊んでいました。
最初は、ギーク(技術オタク)達の遊びで使われてたに過ぎない。

その時の値段も限りなくゼロに近いものでした。
それがシルクロードと呼ばれる違法サイトで使用され値段が上がっただけです。

それがこのyoutuberにかかると開発者のサトシナカモトさんがなぜかシルクロードの関係者になってます。

ったく。
なんというひどいデマでしょうか。
バカバカしい。

ネットを探せばサトシナカモトがコミュニティにいた当時の記録も載ってます。
ビットコインは、コミュニティの誰かが、バグあったよと報告すると

はーい。
どっかの誰かが修正して、コミュニティで作ってきたのです。

コードを公開すると、どっかの誰かが素晴らしい機能を追加してくれる利点がありますた。
オープンソースで協力して開発するといろんな人の知恵が集まって良いものが作れるのです。

で、最近は、ビットコインの取引に目詰まり問題起きるようになりますた。

・データの箱を大きくするビックブロック派。
・データ自体を小さくするsegwit派。

今では2つに分かれてスッタモンダしています。

これが中央集権だったら分裂など起きないのです。
コミュニティで開発してるから分裂問題などが起きるのです。

バグだらけで、こんなすったもんだしてるプログラムをAIが作る訳ないでしょう。
経緯をちゃんと調べて言いましょう。

AIが自分を発達させるために作ったならそもそも目詰まり問題なんて起きる訳ないのです。
矛盾したことを言ってるのが分かってるんでしょうか。

それに、このYoutuberは、ハッカーと言いますが
人工知能とかブロックチェーンのそもそもの仕組みが全然わかっていません。

ブロックチェーンが広まったらAIが発達するって

ブロックチェーンは、どんなに広がろうが全体として単一データです。
データが色んなところ分散されてコピーされるだけで内容は単一です。

以下はNTTデータさんの説明図。

これでどうやって人工知能が発達するというんでしょうか。

以下の図は人工知能(ディープラーニング)の仕組みです。

以下では人間の神経細胞を模倣して作ったパーセプトロンをノードと書いてます。
以下の〇印。
ノードは、一つ一つが違う情報を持ってます。

有名なGoogleの猫の説明図です。

猫の画像を入力すると、人工知能は、一度、白黒のデジタルデータに分解して
その特徴量を次の階層に渡します。

次の階層行くと、白黒情報から特徴を抽出して、線の情報。
横線とか縦線とか斜め線に反応するノードが作られます。

次の階層では線が組み合わさって×とか〇とか△とか。
単純な形に反応するノードができます。

次の階層に行くとそれらの単純な形が合わさって、猫の顔、人の顔に反応するノードができます。

こうやって人工知能はノードを何層にも重ねて、
これは猫。
これは人間。
識別できるようになるのです。

こういう階層を何層も組み合わせて学習するのを、ディープラーニングと言ってるのです。

ブロックチェーンのように同じデータのノードがいくら増えようが何の学習にもなりません。

人工知能のノードと、ブロックチェーンのノードを一緒くたにしてバカ過ぎる。。
ブロックチェーンがいくら広がっても巨大なグローバルブレインなんてできませんよ。

意味がわかって書いてるんでしょうか。

何の関係もないユダヤ系の技術者ベン・ゴアールツルさんは
この入れ墨野郎のデマで、もともとのビットコインの開発者にされてしまいますた。

以下がベン・ゴアールツルさんです。この人はちゃんと実績がある技術者です。


ベン・ゴアールツルさんは、12月から人工知能関連のAGIというトークンを売り出すICOをやっただけです。
これからの計画であって、ビットコインやブロックチェーンの起源とはなんの関係もない人です。

訳も分からず、こんなの拡散してたらプログラマーから笑われるぞ。本当。

急に有名になると
いや~、あいつは元々俺が世話してやってたんだよ。
とか、いや~実はワタスの親戚ですたとか。

芸能人も急に有名になると親戚が増えます。

いや~ビットコインは俺の知り合いの天才が作ったんだよ。
元々AIが作ったんだ。

そういうバカな作り話も出てくることでしょう。
急激に値段が上がったりすると、ビットコインさんも色々言われて大変ですね。
昔は見向きもされなかったというのに。

ちゃんちゃん。

以上、わざわざ親切に指摘してあげなくてもよかったのですが載せときますた。

本当にありがとうございますた。



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