股間を蹴られた話

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ぁぁぁあ
き、金玉がぁぁ。
このブログではいつも何かあればワタスはそのように金玉を抑えてうずくまっています。
地震があったり、株の暴落があったり。
今まで何度うずくまったことでしょう。

このブログを初めて訪れた皆様。
これはこのブログのお約束ということでお願いします。

さて、面白い話を教えてもらいますた。
いいですね。股間をコカーンと蹴られた話。
いえ、単なる駄洒落話ではなく、この話には目覚めのヒントが書いてあります。

外の世界に答えはない。
コカーン!
ぇえ?

そしてこの大学者は悟った。
ヒャッハーへの道。
大峠を超える道。
参考になるかと思うので転載します。

いまここさんより http://abetoshiro.ti-da.net/e3314944.html
昔、中国であらゆる学問を修めた大学者がいた。
彼に最後残っていたのは、悟り(目覚め)とは何かという一点だった。
そこで当時、国中で最も尊敬されていた禅師のもとを訪ねた。

その禅師は、齢90歳。
ただあるがままに、国宝級の立派な寺でひょうひょうと暮らしていた。
大学者は寺を訪ねると、あきらかに常人とは違う風格を持った禅師にひれ伏し、ぜひとも悟りを伝授してくれるように頼んだ。
寺のたたずまいと、威厳ある禅師の現れは、大学者を納得させるに十分だった。

禅師は言った
「よろしい、それではこれから正しい礼拝の仕方を教えよう。この比類なき仏像にそなたが完璧に礼拝すれば、たちどころに悟りを得るだろう」
神聖な雰囲気の中、由緒ありげな仏像を前にして、禅師はうやうやしく礼拝し始めた。
それを持ち前の観察眼でたちまちのうちに理解した大学者は、禅師のあとに続いて礼拝を始めた。
このような師と、霊験あらたかな仏像に巡り合えた幸運に、身も心も震えていた。
彼が仏像にひれ伏し、正座したお尻がふくらはぎから少し持ち上がったその時、禅師は音もなく彼の背後に回り込むと、股間を思い切り蹴り上げた。
コカ~ン!(この程度のシャレでは笑いがとれないくらい知っている)

あまりの出来事だった。
痛さもさることながら、この厳粛な儀式の中で、よりによって禅師が私の股間を蹴り上げるなんて・・・!
コカ~ン!!

その瞬間、彼の中からすべての世界観が崩れ落ちた。
立派な寺の神聖な仏像と、すでに悟った禅師の姿はどこにもなかった。
そして目の前には、木でできた彫刻と、ただの老人が佇んでいた。
それまでは、彼は悟りを得たいがために、すでに悟りを得たという禅師を特別視し、さらには長い伝統に支えられた荘厳な寺と、ありがたい仏像に、心底恐れ入っていた。
そして、まだ得ていない悟りのために、言われたことを何でもやろうとした。
それらは全部彼が見ていた夢だ。
実際には、ただあるがままに、あるがままの現実が展開している。
木でできた彫刻と、一人の老人だ。
大学者は、その瞬間、腹を抱えて大笑いした。

わはははははは・・・・!!!!

彼は目覚めた。
コカ~ンと蹴られた大学者は、その瞬間、人々から尊敬されまくっていた大学者である自分の股間を蹴られたことで、そのプライドもイメージも根底から崩れ去ったんだよ。
そして、だたの木の彫刻と、一人の老人と、誰でもない一人の男(自分)がいたんだ。
誰でもない一人の人間、無位の真人(むいのしんにん)、これこそが目覚めのシンボルだ。

皆様も何かに行き詰った時、何か悩みがあるとき。
自分の股間を奥さんにでも蹴り上げてもらいましょう。
きっと何かに目覚めるはずです。

本当にありがとうございますた。



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