シン・ウルトラマンを見て来ましたが・・

ヒャッハー！

ん？なんだ？
世間ではシン・ウルトラマンという映画が流行ってるらしい。

また新米ウルトラマンが地球に着任したんだろうか。

興味があって見て来ますた。

ちなみにプロフィール欄に書いてある通り
ワタスも生粋のウルトラマンです。新しい読者は知らないかもしれませんが。

はい。ワタスの場合、ウルトラ一族では珍しく、ふんどしが変身アイテムですた。
そのため、余計な面倒に巻き込まれることが多く、
むやみに変身できないで今に至ってます。

本当はウルトラマンなのです。
宜しくお願いします。

いや、大ヒットおめでとうございます。

まぁ、それにしても。

ヒットしていて言うのもなんですが。

ワタスとしては何と言うかその。

ハリウッド映画に良くある、詰め込みすぎ観というか。。

シャカシャカし過ぎて何の感動がありませんですた。

ワタスはもっと単純なものを見たかった。

こないだ、金曜ロードショーでやってた、ローマの休日の方がよっぽど感動できた。

最近は、単純で純粋な作品が少なくなった。

ずーっと前。もう14年前ですたかね。
2008年の作品。
ワタスがエキストラとして出演したウルトラ映画。

この作品がワタスにとってウルトラマンとしての最後の作品ですた。

ウルトラ８兄弟という映画でしたが。
これ一度、DVDを玉ハウスで上映したところ、おっさん達の号泣が凄かった。

往年のウルトラマンを演じた俳優が出てる作品で、忘れたものを思い出す映画ですた。

いや、本当。

なんというか。
今の作品には魂が入ってない。
何の感動もできない。

現在の円谷プロ。

この円谷プロは、あの特撮の神様の円谷英二さんとは何の関係もないですからね。
これは、昔の円谷英二さん。

名前だけ円谷プロですが、今はパチンコ会社の100%子会社になってしまった。

ウルトラマンを生み出した円谷英二さんは、
職人気質で経営には向いていなかった。

お金を儲けるためじゃなく、夢を映像化するために作品を作っていった。
だから作りに徹底してこだわった。

だから経営は赤字になって、3代目で30億の赤字をかかえて倒産危機に。

それで2010年。
パチンコ会社のフィールズに買収され100%子会社になってしまった。

ワタスはそれ以来、ウルトラマンの作品は見てない。
まぁ、今回は久しぶりに騒がれてたので見ただけです。

で、見ると、やっぱり感動はありませんですた。

そういえばあのジョージ・ルーカスさんのスターウォーズも
ディズニーに買収されてさっぱり魂が抜けてしまった。

全然面白くない。

いま、魂が感じられる作品は少なくなった。

偽のお札に、本物が買い叩かれていった。
今、残ってるのは偽物ばかり。

野菜だってスーパーに並んでるものは
なんの栄養もない農薬まみれの物体です。
見た目が良いだけです。

映画もＣＧや特撮だけ発達して、
中身がさっぱりないものばかりになった。

以下のクレヨンしんちゃんの大人帝国の逆襲という映画。
人にすすめられて見たら素晴らしい作品ですた。

ワタスが伝えたい言葉を言ってくれてる。

埼玉県の春日部に懐かしいものだけ集めた大人帝国を作ろう。
ケンとチャコという２人組があの頃を取り戻そうと大人帝国を作る。

そのセリフが素晴らしい。

ここに来るとホッとする。

ここには外の世界みたいに余計なものが無いからな。

昔、外がこの街と同じ姿だった頃、人々は夢や希望にあふれていた。
21世紀はあんなに輝いていたのに。

今の日本に溢れているは汚い金と燃えないゴミぐらいだろう。
これが本当にあの21世紀なのか。

外の人たちは心が空っぽだから物で埋め合わせしているのよ。
だからいらないものばっかり作ってどんどん醜くなってゆく。

もう一度やり直さなければいけない。日本人がこの町の住民たちのように。
まだ心を持って生きていたあの頃まで戻って、未来が信じられたかあの頃まで。

あの日を取り戻せ。
ワタスの黄金村の活動もそういう思いからやってるのかもしれない。

本当にありがとうございますた。