大峠の超え方シリーズ フォン・ノイマンさんについて

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さて、このブログでは過去にいろいろシリーズものを書いてきますた。
以前はエノク書シリーズなどというものを書いていましたが。何だか途中でやめちゃいますたね。
あれはどこまで書いたんでしたっけ。。
さっぱり覚えてないのですが。
ワタスはチャランポンでファジーかつフラクタルな性格なのでどうしてもそうなってしまう傾向があるようです。

犬峠シリーズ。ここまで書いたからには途中でやめられない。
普通、何かことをイタす場合、前戯だけで終わったらどうなりますか。
最後までやれこの野郎!と奥さんに怒られますよね。
しょぼーん。しぼんでしまった己を何とか奮い立たせて頑張るはずです。
それが男たるものの義務、務めかと思います。

ここからが本編。今まではプロローグです。今まではこれから書くことの理解を深めようと基礎を書いていたに過ぎない。
いよいよ佳境に入ります。以前エノク書シリーズで怖くなって書けなかったことも書きましょう。
再開します。

前回までにシュレーディンガーの猫まで書きますたね。
前回はこちら

大峠の超え方 その6 シュレーディンガーの猫について

2011年6月20日

とにかく電子はあそこにもここにもある。どこにでも同時に存在するものでした。
darumasan_3.jpg

slide10-1.gif

良い説明があったので張ります。
http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html


この「シュレディンガーの猫」の思考実験では、
・電子が位置Aにあるとき → 毒ガスでる  → 猫は死ぬ。
・電子が位置Bにあるとき → 毒ガスでない → 猫は生きる。
というように、「電子の位置で、猫の生死が決まる」ように
関連付けられた装置を想定している。
ここで、量子力学のコペンハーゲン解釈では、観測していない電子は、『位置Aにあるかも』 『位置Bにあるかも』 といった複数の可能性として、同時に存在していると考えているのだから、
「その電子の位置によって、生死が関連付けられている猫」だって、当然、『生きているかも』 『死んでいるかも』 といった複数の状態として、同時に存在しているということになるはずだ。(だって、電子の状態で、猫の状態が決まるのだから)

しかしながら、「生きている猫」 と 「死んでいる猫」が同時に存在するなんて、日常的な感覚としては、「ありえない」ように思える……。
結局、目に見えないミクロの電子が、「複数の状態で、同時に存在している!」
と言われても、「へぇ~、そんなもんなんだ~」ぐらいの印象しか持たない人だって、電子が猫に置き換われば、「ありえないよ!こんなの明らかにおかしい!」と思うわけで、シュレディンガーの狙いもそこにあった。
ようするに、シュレディンガーは、「量子力学というミクロの物質についての不可思議な理論が、 猫とかのマクロな物質にまで影響するような実験装置」を考えることで、量子力学が、いかにメチャクチャなものであるかを示したかったのだ。

つまるところ、結論として、量子力学のコペンハーゲン解釈が正しいのだとしたら……、
観察する前の1匹の猫が、『生きている』 『死んでいる』 という複数の状態として、同時に存在している
という、あまりに常識ハズレなことを受け入れなくてはならない……。


これが前回までの話ですた。

さて、皆様はフォン・ノイマンという方をご存知でしょうか。
こういうオッサンですた。

ジョン・フォン・ノイマン

ジョン・フォン・ノイマンはハンガリー出身のアメリカ合衆国の数学者。20世紀科学史における最重要人物の一人。数学・物理学・工学・計算機科学・経済学・気象学・心理学・政治学に影響を与えた。第二次世界大戦中の原子爆弾開発や、その後の核政策への関与でも知られる。 ウィキペディア
生年月日: 1903年12月28日
生まれ: ハンガリー ブダペスト
死亡: 1957年2月8日, アメリカ合衆国 ワシントンD.C.
配偶者: クララ・ダン・ボン・ヌーマン (1938年 – 1957年)、 Mariette Kövesi (1930年 – 1937年)
子供: マリーナ・フォン・ノイマン・ホイットマン

スタンリーキューブリック監督の「博士の異常な愛情」という映画のモデルとも言われる科学者です。

このフォン・ノイマンさんはあのフィラデルフィア実験。

知ってますでしょうか。エノク書シリーズでも書いたのですが。それを行ったとされる科学者さんですた。

フィラデルフィア実験とは、まぁ、ワープ実験ですね。戦艦をワープさせたという実験です。フィラデルフィアエクスペリメントという映画があるので見ると分かります。
こういう映画ですね。

wikiフィラデルフィア計画

この人は、まぁ、世の中にはいろいろな天才さんがいますが、直感像記憶。映像記憶ともいいますが。
写真のように見たものを記憶できる能力がありますね。その能力を持った人と言われていますた。

日本ではそのような能力を持った人では粘菌の研究で知られる南方熊楠さんが有名です。博覧強記。百科事典のようになんでも覚え、記憶してる人。見たものをそのまま記憶する能力がある人。
今、我々が使っているコンピューター、パソコンはノイマン型と呼ばれる元々このフォン・ノイマンさんが考えたものです。

ノイマンさんは頭が良すぎるので一節には火星人ではないかと言われていた人ですた。
以下のような文章がネットにあったので張ります。ノイマンさんがいかに人間離れしていたかという話です。

・子供の頃に遊びで分厚い電話帳を完全に暗記してみせる
・今のPCはノイマン型コンピューターと言われノイマンが作ったのが元
・6歳のとき、電話帳を使い8桁の割り算を暗算で計算することができた
・8歳の時には『微積分法』をマスター、12歳の頃には『関数論』を読破した。
  ちなみに『関数論』は、大学の理工系の学生が1、2年次に学ぶ数学で、
  高校時代に数学が得意で鳴らした学生でも、完全に理解できる者は少ない。
・数学者が3ヶ月の苦心惨憺の末、ついに解いた問題をノイマンは脳内だけで一瞬で解いた
・一度見聞きしたら、決して忘れない写真のような記憶力
・コンピュータ並みの計算速度 実際、ノイマンは、自らが発明したコンピュータと競争し、勝利している
・ノーベル賞受賞者ですらついていけない頭の回転
・脳内には装着された面積1ヘクタールほどもあるバーチャル ホワイトボードがあり
  ノイマンは、紙と鉛筆を使わず、この脳キャンパスだけで、人間が及びもつかない複雑で込みいった思考をすることができた
・あまりの人間離れした思考に人間ではないと疑われた
・水爆の効率概算のためにフェルミは大型計算尺で、ファインマンは卓上計算機で、
  ノイマンは天井を向いて暗算したが、ノイマンが最も速く正確な値を出した。
・一日4時間の睡眠時間以外は常に思考

セクハラ魔で有名で秘書のスカートの中を覗くが趣味でその振る舞い方は下品そのものだった
推定IQは250~300

うーん。
こういう脳みそを持っていても、スカートの中を覗きたくなるのでしょうか。
まぁ、スカートの中身などパンティがあるだけです。ノーパンの方はそれなりのものがあるだけで、別に減るものではないので見たいだけ見れば良いとは思いますが。

この単なるセクハラおやじさんがいろいろあーでもないこーでもないとシュレーディンガーさんが発見したシュレーディンガー方程式をいじくりまわしていた。
そして恐ろしいことを発見してしまいますた。

前に書きましたね。このシュレーディンガー方程式。
3dim_Sch_eqf.gif


http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html
コンピュータの発明に貢献し、
「コンピュータの父」と呼ばれるフォン・ノイマン博士が、
「シュレーディンガー方程式という数式」をどんなにいじくりまわそうと、物質の状態が確定するような答えを導き出せないことを数学的に厳密に証明した。
そう。結局、量子力学の数式のなかでも、物質の状態がひとつに決まることはなく、やっぱり可能性のまんまだということが数学的にも証明されたのである。
そこで、数学者のノイマン博士は考えた。

「はっ!わかったぞ!」

「どうしたんだ、ノイマン」

「謎がとけたんだよ。
 いいか、まず、量子力学では、
 猫は「生きている/死んでいる」という状態が重なり合って、
 多重に存在している、と述べている。
 だが、その状態を確定させる要因が、
 量子力学、つまり物理学のどこにもないんだ。

「ああ、そうだったな」

「でも、それなのに、
 『人間』が観測したときにだけ、猫の状態は決まっているんだ。
 いいか!『人間』が観測したときだけだ!」

「ま、まさか、ノイマン!」

「そう。人間の『ココロ』が、
 『多重に存在していた猫の状態』を決めたんだ!」

nanja.jpg


※この画像に意味はありません。びっくりしたことを表現したいだけです。

上記の話は、笑い話ではない。
ノイマン博士は、
「ココロ」や「イシキ」といった現代物理学では語れないナニカが、
可能性の決定を引き起こしている、と本気で主張したのだ。

もちろん、この主張は、多くの科学者や常識人から、たくさんの批判を受けた。

しかしだ!

物理学で想定している世界観(世界は、「ミクロの物質」と「力」で構成されている)では、
説明不可能なことが現実に起きているのだから、
これは、もう、物理学の世界では想定してしない「未知のナニカ」を
持ってくる以外にはありえない。

そのナニカが、ノイマン博士の場合、「ココロ」とか「イシキ」とかだったりしただけである。
(ちなみに、ノイマンは、それを「抽象的自我」と呼んだ)

どちらにしろ、問題を解決するためには、
物理学では想定していない「未知のナニカ」を持ってこないといけないわけだから、
ノイマン博士の発想を、単純に笑い飛ばすことはできない。

最後に、もう一度、要点をまとめよう。

・量子力学が正しいのであれば、ミクロの物質は、
 ずっ~と「可能性のまんま」であり、位置とかの状態が決まることはない。

・でも、事実として、『人間(この私)』は、どの物質を観測しても、
 「位置Aにある」とか「位置Bにある」とか、ひとつの可能性だけを認識している。

というわけで、この矛盾のツジツマを合わせるために、

「人間のココロは、量子力学(物理学)を越えた特別な存在であり、
 人間が観測すると、物質の状態は決まるのである!」

と考えたのである。

それは、あまりに『人間』を特別視しすぎた突飛な主張のように思えるが、
この考え方だって十分にツジツマがあうのだ。


さて、恐ろしい話になってきますた。

本当にありがとうございますた。



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