やりすぎ都市伝説2017夏

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さて、教えてもらったんですが。
最近、セキルバーグ関さんの都市伝説やってたんですね。

関さんのとこは1:14~ぐらいからです。

ワタスもちょっとこれから見るんですが、
人工知能とかトランスヒューマニズムの話のようです。

youtubeからはすぐ消される可能性があるので、見たい人は見ときましょう。

それにしてもワタスも色々人工知能は調べてるんですが、
この番組でやってた人工知能のイライザとかsiriの話。

ゾルタクスゼイアンとかなんとか昔やってましたね。

まぁ、エンターテイメントといえばそれまでなんですが、
ちょっとおどろおどろしく言い過ぎですね。

調べると、イライザというのは昔つくられた単なる人工無能ではないですか。
人工知能ではなく人工無能です。

なんだ。とんでもない陰謀があると思いきや。

要するに知能があるように見せかけるチャットロボットのことです。

定型文が埋め込まれていて、人間が質問するのに合わせて
定型文を返すだけのものです。

例えば、人間が、「お腹が痛い」と入力するとイライザは「なぜお腹が痛いの?」と返す。
「アリスが私を嫌ってる」などと入力すると「ほかに誰があなたを嫌ってるの?」と返す。

人間が「〇〇〇」と入力するとイライザは「なぜ〇〇〇と言うの?」とか
「ほかに誰が〇〇〇なの?」と返す単純なルールがイライザにはインプットされてるだけ。

それなのに人間はイライザと対話してる気になってしまったのでした。

これは、ディープラーニングとかニューラルネットワークとか以前のものです。

以下は、それを作ったジョセフ・ワイゼンバウム氏。
この人は、どちらかというと人工知能に批判的な人でした。

ジョセフ・ワイゼンバウム(Joseph Weizenbaum, 1923年1月8日 – 2008年3月5日)
は、ドイツ系アメリカ人でMITの計算機科学の名誉教授を務めていた。

1966年、ELIZAと呼ばれる単純な自然言語処理プログラムを公表し、カウンセラーを装って人間と対話できることを示した。

人間の返答を理解したような対話を実現するために、そのプログラムはパターン照合を適用している。

このようなプログラムは現在「チャッターボット」(おしゃべりボット)と呼ばれ、日本においては人工無脳として知られ、独自の進化を遂げている。

ELIZAは思考する機械の先駆けと見なされた。

ワイゼンバウムは、彼のプログラムが多くのユーザーに非常に重大な影響を及ぼし、彼らがそのプログラムに心を開く様子にショックを受けた。
人工知能の意味について冷静に考えはじめ、後にその主要な批評家の1人になった。

彼の有名な1976年の本 Computer Power and Human Reason(邦訳については業績を参照)は、コンピュータ技術についての彼のアンビバレンス(相反する感情の両立)を示し、彼の考えを示している。

すなわち、人工知能は可能と思われるが、コンピュータは常に同情や知恵などの人間性を欠くので、我々は決してコンピュータに重要な決定を任せるべきでない、というものである。

要するに、ワイゼンバウムさんは自分が作った単なるチャットロボットに、人間があまりにものめり込んで心を開くので、

アホかこいつら。。

これじゃ、本当の人工知能なんかできたら大変なことになるわ。
と批判するようになったというお話です。

そりゃそうですよね。
単に機械が定型文を返してるだけなのに、
本当に会話してる気になってのめり込んでる人を見たらズっこけると言うものです。

まぁ、興味ある人は見ときましょう。

本当にありがとうございますた。



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