定年退職した人と飲みに行った話

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さて、今日はこんな話を読みました。

あるサラリーマンさんの日記です。

最近定年退職した人に聞いた “定時で帰れた30年くらい前” のお話に考えさせられる人々「貴重な話だな」より

会社での話。
先月末、めでたく60歳で定年退職となった人で、割と仲がいいのにサシで飲んだ事はないのでと飲みに行きまして、その人のサラリーマン人生について話を聞いてきました。

その人曰く
昔、30年くらい前は、皆残業なんかしてなかった。
定時の17時半とか18時には帰れていた。
今思えば、とにかく人が多かった。
でもそれが当たり前だった

残業なんて月に一度か二度くらいで、
その時は会社からパンとか弁当が出た。
だけど皆、それが当り前だと思っていた

ところが20年くらい前から、徐々に残業というか、帰りが遅くなってきた。
たぶん、1人1台、パソコンが支給されだした頃だと思う。
今までは部に1台か2台、共通のパソコンがあったんだけど、
1人1台になって、終わりというか、
どこまでやればいいかの境い目がなくなってきた

変な話だけど、残業が当たり前になってくると、
それまで注文してきたパンとか弁当とか、頼みづらくなって、なくなってしまった

いつの間にか、残業するのが当たり前になっていた。
それも何となくだよ。
何となく、定時に帰るのが当たり前だったのが、今度は残業するのが当たり前になったわけだ

昔は定時で帰れたっていうのは、別に生産性が良かったからとか社員が優秀だったからじゃなくて、人が多かったのと、今みたいに消費者とか投資家へのサービスがあまり意識されなかったから、適当にしてれば良かっただけ。
でもそれが当たり前だったから、当時は何とも思わなかった

年頃で独身の社員が男女で多数いたら、彼らが話したり飲んだりできるように、さりげなく場をセッティングしてやろうという雰囲気が昔の会社にはあった。
でもそれも20年くらい前からなくなってしまった。
セクハラとかが言われ出した頃だと思う。
とにかくどんどん窮屈になっていった

会社に限らず、社会全体が若い人にものすごく不寛容になっている。
昔は若い人はとりあえず飲ませて遊ばせとけ、いずれ彼らも中年になったらちゃんと仕事するんだし、その時のために今は遊ばせておけって感じだったんだけど、今は若いうちから勉強だの英語だの仕事だので見ているこっちが辛い

例えば定時が17時半だとすると、17時半で終業のチャイムが鳴る。
そして次に17時40分にチャイムが鳴る。
残業開始のチャイムだ。

つまり、17時半から10分は休みという事で、そういう事もチャイム一つで工夫していたわけだ。
もちろん、皆それが当然だと思っていた

いや、これ面白いですね。

そう。 なんだか気づけば世の中は忙しくなり、そして窮屈になった。

ワタスはこれを見てこんなメールを思い出しました。
その昔載せたのですが。
機関車トーマスのナレーションをやってた方が書いたメールです。

「この時代に生きる 私たちの矛盾」

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ビルは空高くなったが 人の気は短くなり
高速道路は広くなったが 視野は狭くなり
お金を使っているが 得る物は少なく
たくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている

家は大きくなったが 家庭は小さくなり
より便利になったが 時間は前よりもない
たくさんの学位を持っても センスはなく
知識は増えたが 決断することは少ない
専門家は大勢いるが 問題は増えている
薬も増えたが 健康状態は悪くなっている

飲み過ぎ吸い過ぎ浪費し 笑うことは少なく
猛スピードで運転し すぐ怒り
夜更かしをしすぎて 起きたときは疲れすぎている
読むことは稀で テレビは長く見るが 祈ることはとても稀である
持ち物は増えているが 自分の価値は下がっている
喋りすぎるが 愛することは稀であるどころか憎むことが多すぎる

生計のたてかたは学んだが 人生を学んではいない
長生きするようになったが 長らく今を生きていない
月まで行き来できるのに 近所同士の争いは絶えない
世界は支配したが 内世界はどうなのか
前より大きい規模のことはなしえたが より良いことはなしえていない

空気を浄化し 魂を汚し
原子核を分裂させられるが 偏見は取り去ることができない
急ぐことは学んだが 待つことは覚えず
計画は増えたが 成し遂げられていない
たくさん書いているが 学びはせず
情報を手に入れ 多くのコンピュータを用意しているのに
コミュニケーションはどんどん減っている
ファースト・フードで消化は遅く
体は大きいが 人格は小さく
利益に没頭し 人間関係は軽薄になっている
世界平和の時代と言われるのに 家族の争いはたえず

レジャーは増えても 楽しみは少なく
たくさんの食べ物に恵まれても 栄養は少ない
夫婦でかせいでも、離婚も増え
家は良くなったが 家庭は壊れている

忘れないでほしい 愛するものと過ごす時間を
それは永遠には続かないのだ
忘れないでほしい すぐそばにいる人を抱きしめることを
あなたが与えることのできるこの唯一の宝物には 1円もかからない
忘れないでほしい あなたのパートナーや愛する者に
「愛している」と言うことを 心を込めて

あなたの心からのキスと抱擁は傷をいやしてくれるだろう
忘れないでほしい もう逢えないかもしれない人の手を握り
その時間を慈しむことを
愛し 話し あなたの心のなかにあるかけがえのない思いを分かち合おう
人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない
どれだけ心のふるえる瞬間があるかだ

さて、ワタスは10年前からずーっとこんなことを書いて来たのですが。
でも、未だに感じる現代社会に対する違和感。

この世界はおかしいよ。
変だよ。
まだその違和感はずーっと続いて2018年の現在まで来てます。

ワタスもその昔は都内のサラリーマンだった。

だから、この世界はぶっ壊れる!経済崩壊が来る!
などと言いつつ田舎で農業活動などをやったりしている。

それはワタスの中の何かどうしてもぬぐい去れない思い。
それを晴らすためだけなのかもしれない。

ワタスのもつ違和感が拭い去られる日は来るのだろうか。
この世界がずーっと続くのだろうか。

そんな風にこの日記を読んでいますた。

本当にありがとうございますた。

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