ひょっとしたらできる? 通貨を取り戻せ その3 ロビンソンクルーソー物語

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さて、マルクスの資本論というのはほとんどの人が知っているかと思いますが。
マルクスさんというのは、調べれば分かりますが奴らの手下ですた。
今回は、その話を書くと長いので書きません。

マルクスさんはあの有名な資本論を書きましたが。
ロビンソンクルーソー物語が好きですた。
マルクスさんは、「経済学はロビンソン物語を愛好する」などと『資本論』(1-1-§1-4)に書いているのです。

ロビンソン・クルーソー物語と言えば、無人島に流れ着いた人の物語ですよね。
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一人で家を建てたり食糧を確保したり、無人島で苦労して生きのびて、最終的にイカダで脱出し
祖国に帰ったという話だったかと思います。
そういえばフライデーという原住民と仲良くなったというエピソードもありますた。

さて、ここで何度も紹介しているシルビオ・ゲゼルさん。
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(Silvio Gesell, 1862-1930)

ゲゼルさんというのは、ワタスが大好きな童話作家 ミヒャエル・エンデさんに影響を与えた経済学者です。
モモという童話は、ゲゼル理論からヒントを得て書かれているのです。

そのゲゼルさんですが、マルクスの資本論を皮肉ってゲゼル版ロビンソンクルーソーを作ったのをご存じでしょうか。

要するに奴らの通貨を使う限り、あなたと取引相手の間にもう一人灰色の男がいるんだよという話です。

ここに分かりやすいそのマンガ版があるので読んで見て下さい。
ゲゼル研究会さんからの引用です。
全編は長いのでこちらをみて下さい。http://grsj.org/manga/robinsonnagashiyomi.html

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続きはこちら。

http://grsj.org/manga/robinsonnagashiyomi.html

さて、このマンガで言いたいことは。
貨幣のない時代。
物々交換の時代は、物を蓄えるのもなかなか大変ですた。
だって、物は腐ってしまうからです。

お米や小麦を蓄えた人は、時間と共にそのお米小麦は虫が湧いて腐って食べられなくなりますよね。
自動車だって、時間と共にポンコツになります。家だってそうです。
ほっとけば雨漏りして住めなくなるでしょう。
価値を維持するためには一生懸命メンテナンスするはずですよね。
うそ言うな。私の家は時間が立っても立派に立っているなどという方。
それは、あなたが働いた分だけ価値が減ってるということですよね。

あなたの奥さんだってそうです。
若いころはグラマラスなピチピチギャルだったのに、今ではたらちねの母になっています。
だから、あなたはせっせと稼いで化粧品を買え与えなければならない。
あなたはそうやってひいこら毎日通勤電車に寿司詰めにされ、若いころはギンギンだったのに、
最近はバイアグラでも飲まないと元気になれない。
時間と共に価値が減ってるのです。

とにかく自然界に存在するあらゆるものは時間と共に価値が落ちていくのです。

でも、貨幣だけは腐りません。
だから本来、貨幣などと単に物々交換をスムーズするための媒介手段に過ぎないものだったのに、永遠の命を持つ現代の「神」ならぬ「紙」になってしまった。

だから貨幣を誰かに貸す場合は、利子を払ってもらわないと貸したくならない。
貨幣を信奉したくなる。
そうやって本来は物を持ってる方が立場が上だったはずなのに、
あらぁ?
なんだか知らないけど貨幣を持つ人間の方が立場が上になっていったのです。
商人がものを仕入れて売る、それをまた、誰かが仕入れて売る。
そうやって経済活動が回れば回るほど利子が増えていく。

現代の神ならぬ紙を信奉する心。
そこに灰色の男が入り込む隙があるんだと分析しているのです。

さて、これはちょっと先の未来のお話です。
ふー。金玉ナイトの後、人酔いしたあなたは一人でまったり飲もうと、どこぞのバーを訪れる。

店に入ろうとすると入り口にはこう書いてありますた。
「日本円お断り。」

ぇえ?日本円お断り?
なんで?

驚いたあなたが聞くと店主はこう答える。
だって、あなたは、灰色の男を連れてきているじゃないか。
ここは同伴お断りなんだ。
一人で、まったり飲むお店なんだ。
灰色の男は連れ込むんじゃない。
はげてめがねをかけた小太りのおっさん店主はそう毅然として言うのですた。

くほほほほほほ。

とかなんとか。

将来、ビールの泡とともにアワマネーが首都圏を席巻する。
そうすると、いろんなところに日本円お断り。
そういう張り紙が張られる日が来るかもしれません。

本当にありがとうございますた。

 

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