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さて、ギリシャの話の続きを書きたいのですが。
それより先に気になる中国の話を書いときます。
ご存じの通り中国株、暴落しましたね。
約30%の暴落とか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150704/k10010138961000.html
上海の株式市場では去年後半から株価の上昇傾向が続き、代表的な株価指数である「総合指数」は7年5か月ぶりの高騰となりましたが、先月中旬から一転して値下がりに転じ、3日までの3週間で28%の大幅な下落となりました。
アイヤー
悲しみに暮れる中国の個人投資家の皆様。
これもアイヤー
こちらもアイヤー
アイヤー。
中国では個人投資家が9千万人も投資してるんですね。
って、日本の人口に近いではないですか。
今回の暴落で、こんなデマが飛び交っているとか。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161706
「空売りして儲けたのは、江沢民と曽慶紅の家族だ」
「ジョージ・ソロスが空売りしたらしい」
「反中国の外国勢力が故意に暴落させた」
共産党政権は「股災」(株の災い)という単語を一時、検索不能にしたりして情報統制をやってるようです。
当たり前ですが、ギリシャなんかよりもっと中国経済の方が世界に与えるインパクトは甚大なんですね。
今、ギリシャの方が騒がれてますが、実は経済規模はそれほどたいしたことがありません。
規模でいうと2年前破綻した、アメリカのデトロイト市と同規模、日本で言うとトヨタ1社の同規模です。
トヨタ1社が破たんしたところで、世界経済を破綻させるレベルのものではないでしょう。
それより中国経済です。
で、中国共産党は、なりふり構わないやり方で暴落を止めたとか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150704/k10010138961000.html
中国 株価対策で証券各社が2兆円超投資 7月4日 20時22分
中国の株式市場で株価がこのところ大幅に下落していることを受けて、中国の証券会社21社が株価を下支えするため、日本円で2兆円以上の資金を出してETF=上場投資信託に投資する異例の対策を発表しました。
そのほかにも
・半分の上場企業の売買を停止
・株主と取締役の株式売却を半年停止
・中国人民銀行の金利を0.25%カット
・空売りを禁止
等々なりふり構わない介入をしてます。
これを見て外国人投資家が逃げ出してるようです。
http://newsphere.jp/world-report/20150715-1/
上海株:中国政府の介入で“投資不能な市場に” 海外投資家の撤退の動き加速
乱 高下を続けている中国の株式市場は14日、4営業日ぶりに下落した。上海総合指数は前日比1.2%安の3924.49で取引を終了。海外投資家が中国市場 から続々と撤退しているという報道もあり、中国株式市場を巡る懸念は依然強い。海外メディアには、「株式市場の死」(ロイター)、「モラルハザード」(ブ ルームバーグ)、「中国株への不安」(ウォール・ストリート・ジャーナル紙=WSJ)などのネガティブな言葉が広がっている。
ヘッジファンドの連中はリーマン危機以上に危険と警告してます。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150716/frn1507161857009-n1.htm
「リーマン危機より危険」中国株を警戒 米投資家
2015.07.16
一時急落した中国株式市場の先行きについて、米大手ヘッジファンドの首脳らが、世界同時株安を招いたリーマン・ショック前より危険性が高まっていると相次いで指摘していることが分かった。米メディアが15日、伝えた。
「物言う株主」として著名なビル・アックマン氏はニューヨークで開かれた投資家向け会議で、15日に中国政府が発表した4~6月期の実質国内総生産(GDP)について「正しい数字だと自信が持てる人はいるのだろうか」と疑念を投げかけた。
エリオット・マネジメントを率いるポール・シンガー氏は、市場の熱狂は「世界恐慌が起きた1920年代後半の米国に似ている」と語った。
ペリー・キャピタル代表のリチャード・ペリー氏は「(中国市場は)だんだん賭博の場と化してきている」と懸念を表明した。(共同)
中国経済はまだまだ大丈夫。
まだ成長過程、これからもっと伸びる。これは単なる一時的な調整だ。
とかなんとか言ってる経済穴リストもいますが。
ワタスは、これで今年、中国経済は崩壊するだろうと見てます。
空売りも規制したいうことは、本来は、空売りしてる人がいれば、どこかで利益確定の買いを入れることになるのです。
空売りとは、暴落を食い止める一面もあるのに。
空売りする人がいない=買いを入れる人がいない=一度下がった株は一方通行になるのです。
リンゼイ・ウィリアムズさんがいう9月~10月はもしかしたら中国経済が発端になるんじゃないでしょうか。
以下、1929年の暗黒の木曜日のチャートと中国市場のチャートがそっくりという指摘があります。
青が昔のダウ平均のチャート。
赤が現在の中国市場のチャートです。
今、30%下がったところで、21の証券会社が2兆円の介入をしてちょっと上がったところ。
これを見ると、こっからちょっと上がって大暴落するように見えますが。
最終的に1929年のダウと同じ動きをするなら89%下がります。
だいたいその時期は9月10月頃じゃないでしょうか。
リンゼイ・ウィリアムズさんが言ってる時期とぴったり合ってように見えますが。
いろんな人が指摘してるように、中国市場は、マージン取引の割合が高すぎで、
マージン取引というのは、つまり信用取引とか証拠金取引ということです。
みんな証券会社からお金を借りて取引をしているんですね。
赤が中国市場ですが、他に比べてマージン取引の割合が高すぎる。
もう最近はマージン取引ばっかり。これも1929年のダウの状態とそっくりです。
という訳で、1929年の再来が来るでしょう。
もう一つ。
これですね。
以下、今年の初めに噂になったエコノミストの表紙
左下にムキムキパンダが載ってますね。
ワタスは今年の1月に中国経済崩壊だろうと書きますたが。
このムキムキ中国パンダ。
2015年前半は中国がパワーを持って世界経済を推し進める。
でもって、横にはPANIC と書いてある看板があります。
小さくFEDERAL RESERVE(連邦準備)とあります。
その横にはCHIまで書いてあるので、これはCHINA、中国のことでしょう。
で、赤い星が落っこちてるので中国市場は大暴落する。世界経済は中国が原因でパニックになるという意味でしょう。
この絵、5.11は外れましたが、中国経済崩壊は当たりなんじゃないでしょうか。
本当にありがとうございますた。
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